胃酸過多を抑えるツボとマッサージ方法

胸焼け、ゲップ、吐き気、胃痛などのストレスや自律神経の乱れから来る胃酸過多の症状は、ツボ押しやマッサージで軽減することができます。ツボを刺激することによって、胃酸の分泌を抑制したり、胃腸の働きを良くしたり、胃痛を抑えたりすることが可能です。

なぜ胃酸過多にツボ押しが効果的なのか?

ツボを押すことで、自律神経のバランスの乱れが改善されます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は胃の血管を収縮させ、胃酸の分泌を抑えます。しかし、交感神経が強く作用すると、体はバランスをとるために副交感神経の働きも強くします。すると胃のぜん動運動が活発になり、胃酸がたくさん分泌されます。

ツボ押しによって自律神経のバランスを整えると、胃酸の分泌と抑制もバランス良く行われるようになります。よって胃酸過多の改善にも効果が期待できるのです。

陽陵泉(ようりょうせん)

陽陵泉というツボには、胃酸の分泌を整える働きがあるので、胃酸過多や胃もたれ、胃痛などの症状の改善が期待できます。

陽陵泉の場所ですが、まず、足の外くるぶしから膝に向かって真上になで上げます。すると、膝の下で小さな丸い骨に当たります。その前のすぐ下のくぼみが陽陵泉です。そこをいろいろな角度から押してみて、特に強い痛みを感じる箇所を指圧すると効果的です。

梁丘(りょうきゅう)

梁丘というツボには胃酸の分泌を抑制する作用があるので、胃痛や胃弱、胸焼けなどに効果的です。梁丘の場所は、膝のお皿の上の外側角から太ももに向かって指3本分上がったところにあります。両手の親指を重ねて10秒間しっかりと押し続けた後にゆっくりと離す、ということを左右両方5回ほど行います。

内関(ないかん)

内関というツボには、胸焼け、むかつき、吐き気、胃もたれなどを抑える作用があります。精神的なストレス緩和にも効果的なツボなので、ストレスから引き起こされる胃酸過多にも効果が期待できます。

内関のツボは、手の平の側の手首の横シワの中央から肘に向かって指3本分上がったところにあります。

注意点

ツボ押しやマッサージを行う際には、強く押し過ぎないように気をつけましょう。力の加減や体への影響には個人差があるので、様子を見ながら行うことが大切です。また、体調不良や病気やケガ、妊娠中など、普段と異なる状態のときは、医師に相談してから行うようにしましょう。自己判断で行うと症状が悪化することもあります。ツボ押しやマッサージの後に強い痛みが出たときなどは、すぐに医師に相談するようにしましょう。
 

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