胃酸過多と胸焼けを抑える飲み物

胃酸過多によって、胸焼けや吐き気などの症状がひどくなると食欲もなくなってしまいます。食べることが難しい場合は、水分だけでも必ず摂るようにしましょう。水分を摂ると、胃酸を薄めることができ、症状が緩和されます。しかし、必要以上に胃酸を薄めすぎてしまうと、消化不良になり、胃酸過多を招いてしまう場合もあります。水分補給は食事中を避け、こまめに少量ずつ行いましょう。ここでは、胃酸過多のときにおすすめの飲み物や、胃酸の分泌を促進させてしまう飲み物をご紹介します。

胃酸過多を抑える飲み物

胃酸過多を抑える飲み物にはいろいろありますが、一度に大量に飲まずに少しずつ飲むことが大切です。できれば冷たいものよりも、常温、あるいはやや温かいものの方が胃に負担がかかりません。極端に熱いものや冷たいものは胃を刺激してしまうので、温度にも注意が必要です。

白湯

症状が出て気分が悪いときでも、白湯を飲むと一時的に胃酸が薄まるので、症状が楽になります。白湯の温度は40℃~55℃くらいがちょうどよく、胃が温まってホッとするという効果もあります。水でももちろん胃酸は薄まりますが、冷たい水は胃に刺激を与えてしまうので、白湯がベストです。逆流したものをきれいに洗い流すという効果もあります。

牛乳

牛乳は胃液の酸性度を抑えて中和する働きがあります。また、牛乳によって食道や胃の内面にも膜ができるので、胃酸の刺激から粘膜を保護してくれます。牛乳は無調整のものよりも低脂肪や無脂肪のものの方が、脂肪分を消化する負担が少なくなるのでおすすめです。

豆乳

豆乳は、食べ過ぎや消化不良などで胃もたれになってしまったときに飲むと症状が和らぎます。豆乳も牛乳と同じように胃や食道の内面に膜を張って、胃酸から粘膜を保護する効果があります。また、豆乳は原料の大豆から繊維質のおからを除去して作られるものなので、消化に負担をかけることがありません。また、良質なタンパク質やビタミン群、イソフラボン、鉄分などを含んでおり、栄養価が高いのもメリットです。特に良質なタンパク質は、胃の回復力を高めます。

ハーブティー

ハーブは胃腸の働きを整え、体を温めて、胃痛を緩和する働きがあります。また、リラックス効果もあるので、ストレスが原因の胃酸過多に効果が期待できます。ハーブティーはカフェインがゼロなので、胃への刺激が少ない飲み物です。ハーブティーには様々な種類がありますが、ミントティーには胃痛や吐き気を抑える作用があり、カモミールティーには胃酸の分泌を抑える働きがあるのでおすすめです。

胃酸の分泌を促進させてしまう飲み物

胃酸過多の人が知らずに胃酸の分泌を促進する飲み物を飲むと、症状が悪化してしまう恐れがあるので気をつけましょう。ここでは胃酸過多の人が避けるべき飲み物をご紹介します。

アルコール

アルコールは胃を強く刺激する飲み物です。アルコールの分子は非常に小さいので、胃の粘膜を通過して、胃そのものにダイレクトに刺激を与えます。刺激を受けた胃は、胃酸を過剰に分泌します。二日酔いになると、胃がむかついたり、胸焼けがひどくなるのは、胃酸過多が原因です。

カフェインを含む飲み物

コーヒー、緑茶、コーラなどに含まれるカフェインは、胃を刺激して胃酸の分泌を増やします。また、カフェインには体に疲れを感じにくくする作用もあります。これは一見良いことのように思えますが、交感神経が刺激され、疲れを無視してストレスを溜め込むことになり、胃酸過多につながります。カフェインを含む飲み物は摂り過ぎないことが大切です。

炭酸飲料

炭酸飲料水は液体に二酸化炭素を溶かした飲み物なので、胃の中に入ると溶けていた二酸化炭素が気体になり、胃を膨張させます。するとゲップが出やすくなり、胃酸の逆流を助長してしまいます。また、胃壁も刺激するので胃酸過多になりやすく、胸焼けなども起こりやすくなります。
 

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