胃酸過多の対処法・応急処置まとめ

胃酸過多を改善するためには、食生活や生活習慣の改善が必要です。自分でできる胃酸過多の対処法や一時的な応急処置があるので、まずはそれで胃酸過多が改善されるかどうか試してみることをおすすめします。しかし、症状が長引いたり、なかなか改善しない場合は、医療機関で早期治療を受けたり、薬で治療するようにしましょう。

自分でできる胃酸過多の対処法

胃酸過多には自分でもできる対処法があります。食生活の改善、ストレスを減らす、十分な睡眠をとるなど、自分でできる対処法にも取り組んで、一日も早く症状を改善させましょう。

食生活の改善

揚げ物などの脂っこい食べ物、糖分の多い食べ物、カフェイン・香辛料・酸っぱいもの・炭酸飲料・アルコールなどの刺激物、喫煙などは胃酸過多につながります。それらを避けて、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

また、何を食べるかだけでなく、食べ方も重要です。食べ過ぎや早食いは胃腸に大きな負担をかけます。また不規則な時間に食べることも、胃酸の分泌に異常が起こる原因となります。胃酸が分泌される時間や胃を休める時間が規則的であることが、胃酸過多の改善につながります。

ストレスを減らす

胃酸過多はストレスなどの精神的な要因によっても引き起こされます。緊張やストレスによって胃が痛くなったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

ストレスが溜まっていると感じたら、それを発散する方法を見つけるようにしましょう。十分な休息をとる、趣味に打ち込む、音楽を聴く、自然の中を歩くなど、自分でできるストレス発散方法はたくさんあります。また、日常的に運動をするとストレス発散の他にも、体の抵抗力が増すのでおすすめです。

十分な睡眠

十分な睡眠をとることは、全身の細胞の再生、修復に大きく役立つことは言うまでもありません。もちろん胃の機能回復も、例外ではありません。睡眠不足になると胃の機能も低下してしまいます。十分な睡眠をとって胃の粘膜の修復を図りましょう。また、睡眠によって心身ともにリラックスすると自律神経のバランスも整い、胃酸の過剰分泌が抑えられます。

ツボ押し・マッサージ

ストレスや自律神経の乱れが原因となった胃酸過多は、ツボ押しやマッサージによって、ある程度軽減することができます。本来ツボ押しは、自律神経のバランスを整えるためによく用いられていたものなので、それが原因で生じる胃酸過多にも効果が期待できます。
詳しくは関連リンクをご参照ください。

関連リンク: 胃酸過多を抑えるツボとマッサージ方法

胃酸過多による胸焼けや吐き気などの応急処置

胸焼けや吐き気などが起こったときに、簡単にできる応急処置をご紹介します。これらの処置を行うことで、一時的に症状を軽減することができます。ただし、これらの処置は胃酸過多の根本的な原因の解決にはなりません。胃酸過多を根本から改善するためには、食生活や生活習慣の改善などが必要となります。

ガムを嚙む

ガムを噛むと唾液の分泌が活発になり、胃酸が中和されます。唾液には中性の粘液が含まれているので、胃酸を中和することができます。唾液の分泌が活発になると、胃酸が逆流してきたときにも中和できるので、胸焼けや吐き気が治まりやすくなります。また、唾液によって食道を洗浄することもできます。ガムを噛むのは食後が一番適しています。

牛乳を飲む

胸焼けは、胃酸が胃から食道へ逆流したときに起きるものです。牛乳を飲むと逆流した胃酸を洗い流せるほか、食道の粘膜に牛乳の膜が張られるので、胃酸の刺激から食道を守ることができます。また、牛乳はアルカリ性の飲み物なので、胃酸を中和する働きがあります。

姿勢に気をつける

胃酸の逆流を防ぐために、日中は前かがみの姿勢を避けるようにしましょう。また、寝るときには上半身をやや高くし、左側を下にした姿勢で寝ると、胃酸の逆流が起こりにくくなります。これには例外があって、右側を下にした方が胃酸の逆流が起こりにくいと感じる方もいます。基本的に横向きの姿勢で寝ると胸焼けや吐き気が起こりにくくなるので、左側も右側も試して、自分に合った方を選びましょう。

病院で治療する

自分でできる胃酸過多の対処法を試してみても、症状が長引いて改善されないときには、病気が原因となっている可能性が強いので、病院で診察を受けるようにしましょう。胃酸過多は悪化すると胃炎や胃潰瘍などの病気になるリスクが増大するので、早めに専門医の診察を受けることが大切です。

関連リンク: ひどい胃痛や吐き気の原因は胃酸過多かも!病院で治療しよう

薬で治療する

胃酸過多の治療に使われる内服薬には、胃酸の分泌を抑制する薬、食道や胃の運動を亢進させる薬、食道・胃の粘膜を保護する薬などがあります。特に、胃酸の分泌を抑制する薬は、胃酸過多に対して高い効果があると報告されています。他の薬も酸分泌抑制剤と併用することにより、治療効果が上がることがわかっています。薬による治療は、症状や重症度、他の疾患の有無などを考慮して、医師と患者が相談しながら処方を決めていきます。

関連リンク: 胃酸過多を抑える薬(処方薬)

 
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